女子は筑紫女学園12年連続V/高校駅伝

トップでゴールテープを切り12連覇を達成した筑紫女学園のアンカー松村
トップでゴールテープを切り12連覇を達成した筑紫女学園のアンカー松村

<全国高校駅伝福岡県予選:女子>◇5日◇嘉麻市嘉穂総合運動公園周辺コース(21・0975キロ)◇参加20チーム

(1)筑紫女学園1時間9分21秒(2)戸畑商1時間9分39秒(3)柳川1時間13分39秒

 筑紫女学園が「伝統の力」を見せつけて18度目の優勝を飾った。アンカーの松村雪絵(1年)がゴールすると、選手はみんなで涙を流した。

 エース深堀未央(2年)が故障で出場できない状態。河村邦彦監督(66)もレース前「今までで今年が一番難しい」と言う程危機感を抱いていた。ところが、下級生の頑張りが予想外の展開を呼んだ。2区の中村紀子(1年)が戸畑商のエース今田麻里絵(2年)を抜いてトップに。わずか2秒差でタスキを受けたアンカー松村は、差を広げて18秒差でゴールした。「力のある1年生だけど、キャリア不足なのが心配だった。よく粘ってくれた」と河村監督は下級生の頑張りをたたえた。

 試合前には最も苦労して県大会を制した6年前の大会のビデオを見て、選手の気持ちを盛り上げた。「選手には伝統の力があると言い続けて来ました」。河村監督は苦しみながらも伝統を守った選手たちを頼もしく見つめていた。

V候補戸畑商は2位

 女子優勝の筆頭候補に挙がっていた戸畑商だったが2位に終わった。1区友枝美里、2区今田麻里絵(ともに2年)と全国トップレベルの選手を並べ、筑紫女学園に差をつける作戦が、逆に2区で2位転落。「選手の調子も落ちていたし、経験のなさで精神面で弱いところが出たのだと思います」と萩原知紀監督(44)。「打倒筑女」を果たせず選手は全員試合後号泣していた。

[2006年11月6日8時23分 紙面から(ニッカンスポーツ九州様から抜粋させて頂きました、不都合がありましたら削除いたします;ので関係者の皆様、宜しくお願い申し上げます。


死闘を制し筑女が12連覇〜高校駅伝女子

 この数年、毎年のように陸上関係者の注目を集めている高校女子駅伝福岡県大会。筑紫女学園と戸畑商の一騎打ちは、例年にも増しての死闘となった。
 1区では高校総体3000m決勝8位の戸畑商・友枝が積極的な走りで終始リードを奪い、同じく高校総体出場の田中に8秒差をつけて2区へ。戸畑商の2区はこちらも高校総体出場の今田。戸畑商としては、ここで一気に差を広げ、筑紫女学園の焦りを誘いたかった。中盤まで20mの差をつけて走っていた今田だったが、最後に筑紫女学園の1年生・中村の猛追を受け、逆に3秒差をつけられてのタスキリレーとなった。中村は北九州の中学駅伝の強豪・菅生中学出身で、全日本中学選手権の1500mでは全国2位などの実績を持つ選手。高校入学後のタイムは伸び悩んでいたかに見えたが、底力を一気に爆発させた。
 3区、4区は戸畑商がやや弱いと見られていた区間。筑紫女学園は3区の永倉(1年)でさらに4秒(通算で7秒)差を広げたが、むしろ戸畑商・岡部(3年)がよく4秒差で踏ん張ったといえよう。さらに4区では溝部(3年)が最後のラストスパートで、一気に3秒差まで追い上げた。3年ぶりのアンカー勝負がNHKのラジオ中継で伝えられると、ゴールを待つ嘉穂陸上競技場は一気に沸いた。
 5区は筑紫女学園が1年生の松村。戸畑商は2年生で昨年区間賞の野見山。だが2キロを過ぎても、中間点を過ぎても、なかなか3秒差が縮まらない。逆に中間点以降は、松村がじわじわと差を広げ始める。最後は2人の最近の調子の差が出た形になったようだ。
 トラックに入ってきた時は、すでに50m近い差になっていた。松村はアゴを引いて正確にピッチを刻む。必死に追う野見山はアゴが上がり、足も出ない。すでに勝負はついていた。結局、最後は100m近い差をつけて筑紫女学園が12連覇のゴール。松村はゴール直後に筑女・河村監督と軽く握手を交わす余裕。一方の野見山はゴール後、崩れ落ちると、辺りをはばからずに号泣、絶叫。しばらく立ち上がれなかった。その壮絶な光景に周囲は一瞬、静まり返った。

 戸畑商としては2区が誤算だったように思う。今田で突き放すところを、中村の予想外の快走で逆にリードを奪われてしまった。4区の溝部が追いすがった二枚腰で執念を見せたが、またしても5区のアンカー勝負で涙をのんだ。結果的に2人の1年生(中村、松村)にやられた形になった。
 筑女は例年、実力ある1年生を集めてくるので、1年生であってもあなどれない。しかも多くの選手が中学時代に大舞台を踏んでいるので、本番で強さを発揮する。加えて自分たちの代で、連覇を途切れさせたくないという執念。筑女の壁は厚い。
 対して戸畑商は中学時代には無名だった選手が、荻原監督の指導の下でめきめきと力をつけて、筑女の選手たちと互角の勝負を演じるまでに成長する。が、毎年あと一歩に泣き続けている。筑女の選手たちの才能、連覇への執念に打ち勝つには、タイムで上回るだけでは足りないのかもしれない。
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◆全国高校駅伝競走大会福岡県大会(女子)
【11月5日(日) 嘉麻市総合運動公園陸上競技場周辺コース】

 1.筑紫女学園    1:09:21(田中、中村、永倉、沖田、松村)
 2.戸畑商        1:09:39(友枝、今田、岡部、溝部、野見山)
 3.柳川          1:13:39(出田、椛島、山下、松田、沖田)
 4.九州女子      1:14:52(倉橋、鴨井、塩谷、中原、白石)
 5.自由ケ丘      1:15:20(福田、瀧川、山下、明田、南)
 6.宗像          1:16:06(舌間、櫻井、岩見、大西、鍋島)
 7.九州国際大付  1:17:42(松永、仲田、垣内、齋藤、白石)
 8.近大福岡      1:18:49(阪本、大村、下ノ園、松本、原口)
 9.北筑         1:21:24(明田、長野、奥田、小野、永田)
 10.小倉東     1:23:00(児玉、田邉、濱村、津曲、松尾)
 11.小倉       1:23:58(江副、和田、片山、中園、浜松)
 12.中村学園女子 1:24:43(宮本、徳永、宮崎、吉田、中村)
 13.福岡魁誠    1:25:23(山脇、片山、鹿子、加世田、金森)
 14.城南      1:26:52(福原、白川、中野、田下、藤川)
 15.筑前          1:26:56(佐田、波多江、涌、倉光、中島)
 16.八幡          1:27:25(太田、小林、望月、佐藤、二郎丸)
 17.玄洋          1:27:34(松本、中島、本田、日小田、齋藤)
 18.高稜          1:27:58(神原、塚元、大戸、中元、松原)
 19.小郡          1:29:27(中野、山下、永野、村上、藤井)
 20.浮羽究真館   1:36:18(江藤、国武、仲山、綾部、江藤)

◆区間賞
 1区:友枝 美里(戸畑商)  19分43秒
 2区:中村 紀子(筑紫女学園)13分4秒
 3区:永倉 ゆか(筑紫女学園)9分37秒
 4区:溝部真奈美(戸畑商)  9分55秒
 5区:松村 雪絵(筑紫女学園)16分50秒
[2006年11月6日8時23分 紙面から( 福スポ様)から抜粋させて頂きました、不都合がありましたら削除いたします;ので関係者の皆様、宜しくお願い申し上げます。

全国高校駅伝は24日、京都市で行われるが、女子で筑紫女学園(福岡)が12年連続(17度目)で臨む。埼玉栄(埼玉)と並び最多の3度の優勝を誇る強豪。故障者を抱え万全ではないものの、1年生を含め一丸となって都大路に挑む。

 決まっているのは1区の田中華絵(2年)だけ。「まだオーダーを決められない」と河村邦彦監督は悩んでいる。いつもなら、すでに京都の試走を済ませ、本番に備えているはずだが、今回は11日までずれ込んだ。

 それも8人中4人も故障者がいるためだ。アジアジュニア選手権三千メートル優勝のエース深堀未央(2年)は、高校総体後に股(こ)関節の疲労骨折が判明。9月には右足を疲労骨折し、走り始めたのは11月も終盤になってから。主将の沖田磨依(3年)も疲労骨折から回復したばかりだ。河村監督は「こんなに故障者が出たのは初めて」と嘆く。

 それでも伝統校の強さだ。厳しいと思われた福岡県大会を松村雪絵ら1年生3人を加えたメンバーで優勝、京都につないだ。田中の成長も頼もしい。国体少年A女子千五百メートルで5位、10月の全九州高校新人の三千メートルで9分14秒31の自己ベストで優勝を果たした。

 県大会の1時間9分21秒は出場校中8位。全九州高校駅伝は4位にとどまった。1区に抜てきされる田中は「入賞(8位内)するためにも、粘って上位でつなぎたい」と気を引き締める。昨年は9位に終わった。河村監督は「最低でも入賞。一つでも順位を上げたい」。控えめながら、選手たちの奮起に期待をかけている。

(九州スポーツ ふるさと情報より抜粋させて頂きました。

全国高校駅伝に向け練習する筑紫女学園

 

全国高校駅伝:復活目指し苦しむ古豪 女子・筑紫女学園/男子・大牟田 /福岡

 男子第57回、女子第18回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催)は24日、京都市で開かれる。男子は21年連続30回目の大牟田が、女子は12年連続17回目の筑紫女学園が出場。いずれも上位入賞を目指して戦う。本番を目前に控え、最終調整に励む両校の戦力や現状、意気込みを紹介する。【岸達也、倉岡一樹】

 ◇底力で上位を狙う−−筑紫女学園

 11月5日の県大会。1位でゴールテープを切ったアンカーの松村雪絵選手(1年)を囲む選手たちは泣きじゃくっていた。

 「本当によかった」「雪絵ありがとう!」。18秒差で2位となった戸畑商のメンバーの漏らすおえつが聞こえないほど大きな泣き声。歓喜ではなく、安どの涙だった。

 駅伝観戦歴30年以上という男性ファンも「まるで負けチーム。県大会でこんな筑女は見たことがなか。これが今のチーム状態なんだろうね」と驚いた。

   ◇  ◆

 河村邦彦監督(66)が「県大会は勝てないと思っていた。戸畑商は強いし、うちは万全じゃないし」と振り返るように、新チーム結成後、県大会までの道のりは厳しかった。不調の選手が続発し「いつも誰かがけがしている」(河村監督)状態。特にエース・深堀未央選手(2年)の故障は誤算だった。

 深堀選手は、昨年の都大路の4区(3キロ)で区間10位。その後、力を付け、7月にマカオで開かれたアジアジュニア選手権三千メートルで立命館大1年の実力者、小島一恵選手に競り勝って優勝した。しかし、8月に足を故障し、県大会を欠場。「深堀は精神的な柱で、いないと正直厳しい」と、河村監督も覚悟して県大会に臨んだ。

 しかし、チームにはそんな不安を乗り越える存在が育っていた。河村監督が「力は未知数」とみていた1年生トリオだ。2区の中村紀子選手がチームを2位から首位へと引き上げ、3区の永倉ゆか選手が2位戸畑商との差を開き、最終5区・松村選手が突き放した。3人とも区間賞で「けがで苦しむ先輩を都大路に連れていくために私たちが頑張らなくては」と、重圧をはねのけた。

 それでも、チーム状態が上向きになったわけではない。11月19日の全九州高校大会では、ライバルの信愛女学院(熊本県)や諫早(長崎県)に離されて4位に終わった。

 「都大路は入賞できるかどうか分からない。監督になって一番厳しい年かもしれないね」と河村監督は言う。一方で「これ以上悪いことはないというところまで落ちたが、その分、チームはたくましくなった。選手の底力に期待したい」とも。深堀選手も11月に入って練習を再開した。

 12年連続出場、優勝3度と豊富な実績と経験を誇る古豪は、底力で上位入賞を狙う。

名前   学年 三千メートル記録

沖田磨依 3年 9分32秒

東川陽子 3年 9分52秒

田中華絵 2年 9分14秒

深堀未央 2年 9分17秒

金子千夏 2年 9分48秒

松村雪絵 1年 9分30秒

中村紀子 1年 9分34秒

永倉ゆか 1年 9分35秒

駅伝全国高校駅伝12年連続出場の筑紫女学園…「最低でも入賞」

第18回全国高校駅伝が12月24日(日)に開催されます。今年も福岡県代表 筑紫女学園コンディショニングに来院してくれました
京都の皆さん、全国の皆さん、熱い声援をお願いします。出場選手のみなさんにも、ご声援を宜しく
お願いします。

筑紫女学園の予想メンバーと当院の予想順位!
1区田中選手・・・7位
2区深堀選手・・・5位
3区中村選手・・・3位
4区金子選手・・・3位
5区松村選手・・・3位

結果及び当院でのスナップショットは、こちらをクリックして下さい結果入口